日本鉄鋼協会 中性子および放射光散乱を用いる鉄鋼材料の研究フォーラム
Application of Neutron and Syncrotron Scattering to Steel Researches
中性子回折や放射光を用いた研究が近年盛んになりつつあるが、材料工学への応用、特に産業利用はまだ進んでいない。国内では、Spring8の利用が活発化し、大強度陽子加速器施設(J-PARC:パルス中性子源を利用する生命・物質科学研究施設ほか)の建設が始まった。どちらも世界トップクラスの性能を有する実験施設である。従来から、高エネ機構の放射光源(PF)および加速器中性子源、原研、京大等の原子炉中性子源を利用した研究活動が行われてきたが、鉄鋼(金属)材料に関する研究会がなく交流の場が少なかった。材料設計、プロセス開発、特性評価と信頼性向上に関して、中性子および放射光を用いた先端実験の手法開発・データ解析等について討論し、この分野で世界をリードすることを目的とする。
過去のお知らせ
- 2006年5月25,26日に実施された第5回研究会の報告
氏名 所属 WWW 主査 友田陽 茨城大学大学院理工学研究科応用粒子線科学専攻